理事長挨拶
私たちが目指すもの
一般財団法人訪問リハビリテーション振興財団
理事長 半田一登
2025年を目指しました地域包括ケアシステムでは、超高齢社会への対応として「施設から地域へ」「医療から介護へ」の二つを大きなメッセージとしています。いずれにしましても、在宅医療の充実が強く望まれています。
在宅医療の中には、訪問診療・訪問口腔ケア・訪問看護・訪問薬剤、そして訪問リハビリテーションが欠かせません。人間と動物との大きな違いは、言葉を使うこと、道具を使うこと、2足歩行をすることに集約されます。この人間としての三つの特徴を、障がいや高齢であろうと何とか維持・回復させることが訪問リハビリテーションの役割です。それらの結果として、活き活きとした生活が尊厳をもって営まれることを目指しています。
現在、我々は岩手県宮古市と宮城県気仙沼市で訪問リハビリステーションを運営しています。このいずれの事業所におきましても、地域の医師や介護支援専門員、訪問看護ステーションの方々と連携して、高齢者や障がいのある方々が住みやすい街づくりを担っていきます。